きっかけは、雨の日にバスを待つ子どもたちでした。
「バスみっけ!」を作ったきっかけは、息子が通っている学校のスクールバスでした。
あるとき、スクールバスを運転していた先生が事情により運転できなくなり、私は2週間ほど代わりにバスを運転することになりました。
そこで、今まで気づかなかった光景を目にしました。
雨の日、大通りの反対側でスクールバスを待っている子どもの姿を。
子どもたちは、バスが遅れていてもその場を離れません。
「親から、バスを待たせてはいけないと言われているから」
そう言って、毎日バスが来る5分前にはバス停で待っていました。
でも、都会では日常的に渋滞が起こります。
特に雨の日は道路が混み、バスが予定より10分、15分遅れてしまうこともあります。
子どもたちは、いつ来るか分からないバスを、雨が降る中でただ待つしかありません。
その光景を見て、
「バスが今どこにいるのか分かれば、この待ち時間をなくせるんじゃないか?」
そう思ったことが、「バスみっけ!」の始まりでした。
「もっと簡単にできないだろうか?」
すでに世の中には、バスの位置情報を確認できるサービスがありました。
でも、専用の機器が必要だったり、導入に費用がかかったり、設定が難しかったり。
もっと身近に、もっと簡単に使えるものがあってもいいんじゃないか。
スマートフォンがあれば使える。
面倒な登録やログインも必要ない。
バスを運転する人がアプリを入れて、利用する人がバスIDを入力するだけ。
そんなサービスを作ろうと思いました。
そして生まれたのが、
「バスみっけ!」です。
初めてリリースした日
「バスみっけ!」を初めて息子の学校でリリースしたのは、新学期の初日でした。
卒業生が学校を離れ、新入生が入り、いつもとは違う一日。
そして、その日は大雨でした。
「今日はきっとバスも予定通りには来ないだろう」
誰もがそう思っていたと思います。
そんな日に、「バスみっけ!」がありました。
バスが今どこを走っているのかを確認できることで、保護者の方も安心して待つことができ、到着1分前まで雨に濡れることなく自宅で待機することが出来ました。
そして、その日のことを今でも忘れられない出来事があります。
保護者の方からDMで、
「バスみっけ!があって、本当に助かりました」
という言葉をいただきました。
その感謝の言葉が、本当に嬉しかった。
「自分が作ったものが、誰かの役に立った」
初めて、それを実感した瞬間でした。
あの日の「ありがとう」が、今の原動力です。
「バスみっけ!」は、最初から大きな事業を作ろうと思って始めたものではありません。
目の前にいた、雨の中でバスを待つ子どもたち。
その子たちの待ち時間を、少しでも減らしたい。
ただ、それだけでした。
でも、実際に使ってもらい、
「助かりました」
と言ってもらえた。
その経験があったからこそ、
「このサービスを、もっと多くの人に届けたい」
と思うようになりました。
今では、スクールバスだけではなく、幼稚園や自動車学校、ホテルなど、さまざまな送迎の場面で使ってもらえるサービスを目指しています。
待つ人の「不安」をなくしたい。
バスを待つ時間は、たった10分、15分かもしれません。
でも、
「まだ来ない」
「どこにいるんだろう?」
「今日は遅れているのかな?」
と分からないまま待つ時間は、とても長く感じます。
「バスみっけ!」がなくしたいのは、単なる「待ち時間」だけではありません。
「いつ来るか分からない」という不安そのものです。
バスが今どこにいるのか分かれば、
少し遅れていても安心して待つことができる。
予定に合わせて行動することもできる。
そして、送迎する側にとっても、利用する側にとっても、もっと安心できる。
そんな世界を作りたいと思っています。
あの日、雨の中でバスを待っていた子どもたちから始まった「バスみっけ!」。
バスみっけ!はまだまだ小さなサービスです。
改善したいところも、これから作りたい機能もたくさんあります。
それでも、最初にいただいた
「本当に助かりました」
という言葉を忘れることはありません。
あの日の「ありがとう」を原動力に、
一人でも多くの人が、安心してバスを待てるように。
そして、送迎する人も、待つ人も、もっと安心できるように。
「バスみっけ!」を、これからもっと多くの人に届けていきたいと思っています。
バスみっけ!で送迎バスを待つ子供達を「ゼロ」に!
バスみっけ!広めるために応援と拡散を宜しくお願いします!